Hao123やBabylon等の削除の時に覚えておきたい基本操作

中華、韓国系の面倒臭いポータルサイトやイスラエル製のBabylonなどフリーソフトをダウンロードしてインストールしてると何時の間にかインストールされてるこの辺の迷惑ソフト。
便利なフリーソフトを入れたつもりが、“うわ何これ超面倒臭い!”という状況になる方も多いと思います。
今回はこの辺りのソフトを削除する時に使用するレジストリエディタの使い方を簡単に紹介していこうかと思います。

レジストリエディタの使い方

以前にWindows レジストリエディタという記事の中でエディタの起動の仕方をご紹介していましたが、今回はもう一歩踏み込みます。

レジストリエディタ起動方法

Windowsであれば特に何かをダウンロードして用意しないといけない。という事はありません。WindowsXp/Vista/7/8共通で標準のソフトウェアとしてWindowsについてきます。

WindowsXPの場合は
ファイル名を指定して実行→Regeditと入力しEnterキーで実行されます。

WindowsVISTA/7の場合は
Windowsキー+RでXPと同じようにファイル名を指定して実行が出ますので→Regeditと入力してEnterキー

ここでよくある間違いがRegと入力すると”reg.exe”が見つかりますが、コレは違うプログラムです。
注意して下さいね。

Windows8の場合は
画面のなにもない所を右クリック→”全てのアプリ”をクリック→アプリ一覧が出ますからそこからファイル名を指定して実行→Regedit入力しEnterキーです。

入力手順に間違いがなければ
レジストリエディタ起動

エクスプローラーのような画面が出てきます。
これだけでは“何これ美味しいの?”という感じですが、実はここにWindowsの背骨にあたるようなデータが格納されています。

レジストリエディタの使い方

まず、以前に書いたHao1-2-3を削除する方法の記事でレジストリの確認で出てきた“Hkey_Local_machine\software\microsoft\internet Explorer\aboutUrls\”を例に取って説明していきます。
まず、記述事態はパソコンを少しかじると判るかも知れませんが”\”はファイルディレクトリを指します。
レジストリの階層の考え方は、パソコンのファイルの階層と同じだと思ってください。
たとえば多くのソフトはインストールすると、Cドライブにある「Program Files 」というフォルダの中に格納されます。
スーパーストリートファイター4というゲームのソフトをインストールした場合は「Program Files 」の中に「Capcom」というフォルダが作られ、さらにその中に「Super Street Fighter IV」というフォルダが作られます。その場所の表記は“C:\Program Files \Capcom\Super Street Fighter IV”となります。
レジストリの場合も同じように階層になっていますので、“Hkey_Local_machine\software\microsoft\internet Explorer\aboutUrls\”の場合は、「Hkey_Local_machine」の中の「software」の中の「microsoft」の中の「internet Explorer」の中の「aboutUrls」という事になります。
つまり住所、番地と考えてもOKです。どこにあるのか?という事を示しています。
では実際に探してみましょう。

I.Hkey_Local_machineをクリックします
レジストリエディタレジストリキー1
すると“BCD0000000″、”HARDWARE”、”SAM”、”SECURITY”、”SOFTWARE”、”SYSTEM”というのが見えると思います。これは筆者の環境ですので、個々人のパソコンの環境においては必ずしも全部あるとは限りません。
しかし、”HARDWARE”、”SOFTWARE”はまず間違いなくどんなパソコンでも存在します。
それでは次に進みます。
Ⅱ.softwareをクリック
すると同じようにSoftwareの項目の中に今までインストールしてレジストリに情報を残すソフトの一覧が出ます。
大体ソフトメーカーなどが主ですね。
レジストリエディタレジストリキー2
Ⅰと同じように選択していきます、指定してるレジストリの値が次は”microsoft”ですね
Ⅲ.Microsoftをクリック
すると今度は沢山のフォルダが出てきます。ここから次の”internet Explorer”を捜します
レジストリエディタレジストリキー3
クリックするとやはり沢山のフォルダが出てきます。これだけインターネットエクスプローラー関連の設定があると思っても間違いではありません。ここから最後の”aboutUrls”を捜しましょう。まあ、Aなので一番上ですが(笑

Ⅳ.aboutUrlsをクリックする。
ようやく、目的のフォルダにたどり着きました。Hao123が書き換えるレジストリのアドレスはここになります。
レジストリエディタレジストリキー4

実際の数値の書き換え方

“aboutUrls”をクリックすると右ウィンドゥにレジストリ情報が表示されます。
ここに

TabsでデータがUrlのhttp://jp.hao123~ となってたらtabs項目をダブルクリックして元の”res://ieframe.dll/tabswelcome.htm”に書き換える

以前の記事で紹介しています
では、実際に見てみます。
レジストリエディタレジストリキー4
僕の環境下ではHaoは即削除したので当然の事ながらTabs項目がありません。
tabs項目がない場合はレジストリまでは書き換えられていませんので、一安心して右上のXマークをクリックして終了して下さい。
もしTabs項目があった場合
tabsは種類の欄になってたと思います。
書き換える場合
種類、もしくは名前の欄がTabsとなっているものをダブルクリックすると
レジストリエディタレジストリキー変更
文字列の編集が可能になります。ここの値のデータの欄が”http://jp.hao123~”(hao123以降は何かの文字列)になってるはずですので、これを”res://ieframe.dll/tabswelcome.htm”に書き換えてください。
書き換え終わったらOKクリックで終了です。
特に正常終了しました。や、変更成功!などのメッセージは出てきません。
ですが書き換えるだけでダイレクトに反映されますので、変更する時は間違いのないように慎重になりましょう。
逆に言うと書き換えるべきレジストリの場所、値が不明ならばむやみに触らない方が良いです。
最悪の場合はWindowsの再インストールが待っています(笑
ご利用は計画的に・・・(笑

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