自作のパソコンを組み立てるにあたって、流れを最初に大まかに書いていきます。
もちろんPC-DOCK流のパソコン組立が正解で唯一無二!という訳ではありません。
各々のみなさんがやり易い方法で良いと僕は思っています。
あくまで、参考程度に「へーPC-DOCKじゃこんな風にやってんのか~」という感じに
捉えていただければと思います。

パソコンを組立は実はそんなに難しくはありません。
個人的には最近のガンプラやラジコンの方が難しいんじゃないかと思ってしまいます(笑
使う工具もプラスドライバーとラジオペンチ(があれば便利程度)位です。

パソコンの組立手順

箇条書きにしていきます。
1.マザーボードにメモリーとCPUを装着する(この状態が俗に最小構成状態と呼びます)
パソコン最小構成例

パソコンの最小構成の例

2.通電してPost(電源が入って、画面がでること)するかチェック
俗に「Biosが映る」、「Biosが出る」とも表現します。

Post例

Postではありませんが、正常に動作している状態の一例画面です。

3.PCケースにHDDと電源ユニット、光学ドライブをセット

4.次に最初にチェックしたマザーボードのセットをケースに装着
ケースのスイッチケーブル類をマザーボードにつなげる(ここが一番難しい)
HDDなどのドライブとマザーを接続する
必要ならVGAボード、キャプチャーボードなどを装着する。

マザー、各種ドライブ類を仮止めした状態一例
ケーブルがぐちゃぐちゃに見えるのは仮止めだからです(笑
IMG_0612

5.ケースを閉じる前に
スイッチボタンを押して、postするかチェック
LEDランプ、HDDランプも同時にチェック

6.Biosの設定でBootの順番を光学ドライブに変更する。
ここまでで大体組立そのものは終了しています。

さらにここからPC-Dockの場合はチェック作業に約18H-24H掛けて動作検証いたします。

動作検証 PC-DOCKの場合の手順

1.メモリテストを開始(Memtest86+を使用)
2.HDDテスト開始 (HDDリジェネを使用)
3.OPKを利用してのOSの仮インストール(Winodws管理者モード)
4.24Hの負荷テスト開始(Burn in Test とその時期流行のゲームベンチマークを併用)

この作業をパスした時点でPC-DOCKではBTOのチェックOKと判定しています。

この後は納品に向けてのOS作業開始
1.仮OSの削除(OPKを利用してのクリーンインストール
2.各種ドライバープログラム&お客様のご要望ソフトのインストール
3.OPKを実行してシール(OSの納品状態を指します)しお客様にご納品

 

これがPC-DOCKでの組立から納品までの流れです。
おもに動画を公開しているのは組立完了まで。
OS関係の作業は特に公開していませんが、特別に今この連載用に動画を作成している途中です(笑
完成次第Upしていきます。

次回は各セクションの細かい説明か、パソコンの各パーツ毎の解説に移っていきます。
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