先日、スパ4の記事を書いた時にGamesForWindowsのクライアントを落としたのですが、ダウンロードサイトが“Softonic”でその時に高速ダウンロードを選んでしまいました。

すると、なんという事でしょう!頼んでもいないのにHolaSearch等という素敵なダメアドオンがインストールされてしまいました!

死ねばいいのに・・・

という訳で今回はHolaSearchなるダメアドオンとの戦闘記録を残して起きます。

HolaSearchとは?

Babylon製の”何時の間にかインストールされてて、不愉快で、削除するのに手間が掛かるウザいアドオンソフト”の一つです。
実害はあるのかないのか判りませんが、レジストリまで変更される不快きわまるソフトなので削除というかDisり推奨です(笑
まあ、もうGと同じで不愉快であるという時点で実害でしょう(笑
同じようなものに”BabylonToolBar”や”DeltaSearch”などがあります。どちらも実害あるのかないのかイマイチ微妙ですが、不愉快なので削除しましょう。(最近この手の問い合わせが多いです)

症状として具体的には”ブラウザを開くとトップページと検索エンジンがHolaSearchなどに変更されている。手動でYahoo等に戻してもブラウザを再起動すると又同じ現象が起こる”というものです。

感染経路は?

ソフトのインストールや、ソフトのダウンロードで感染します。パソコンに慣れてる人でも”あーはいはいOKOKね~”とか”見なくてもいつものやつだ”というパターンで色々なソフトウェアのインストーラーに紛れ込んでいます。
最近ではフリーソフトのダウンロードサイトに仕込まれてるものもあり、パターンとして”高速ダウンロード”と”カスタムダウンロード”と選べるのですが、普通どう考えても高速ダウンロードを選択するだろうという場面です。しかしこの高速ダウンロードの中に目的のソフトと同時にダウンロードされ、あまつさえダウンロード直後からインストールされてしまいます。
目的のソフトのインストーラーで実行するので始末が悪い。サイトSoftonicからはダウンロードしない方がいいでしょう。

でもそれってウィルスバスターとかノートンとかカスペルスキーインストールされてたら問題ないんじゃないの?と思うかもしれませんが、実はダメです。ユーザーの処理と判断されるのでセキュリティーソフトはスルーします。

削除方法は?

使ってるブラウザにもよりますが、共通してまず最初にするべき作業から解説します。

以下の作業はブラウザを閉じて行って下さい。

”スタートボタン”→”コントロールパネル”→”プログラムのアンインストール”を開きます。(Vista/7の場合XPも同様)
”画面右上にカーソル持っていき”→”歯車ボタンをクリック”→コントロールパネル”→”プログラムのアンインストール”(8の場合)
そこにインストールされてるソフト一覧が出ますが、その中から良く探して”babylonToolBar”や”DeltaSearch”、”HolaSearch”等といったソフトをアンインストール。
直接被害にあったソフト以外もインストールされてることがあります。僕が食らったときはHolaサーチの他にBabylon系ツールバーがインストールされていました(#・∀・)
削除を確認したら次はブラウザの処理です。

Chromeの場合

ブラウザ右上の”GoogleChromeの設定”をクリック(三本横線のアイコンです)
”設定”→”起動時特定の~”となってる右のページの設定をクリック→そこに恐らくは感染したSerchエンジン(DeltaやHola等)のURLがあるかチェック。
あった場合→削除していつも使ってるTopページのUrlに書き換え。
ない場合→次へ

デザイン の”ホームボタンを表示する”の下にHola等の身に覚えのないUrlだった場合書き換える。

検索 の”アドレスバーから検索するときに使用する検索エンジンを設定します。”の下のボックスに”Hola”や”Delta”的な物が
設定されていたら削除してGoogle等の普段使ってる検索エンジンを規定にします。

FireFoxの場合

ウィンドウ右上の検索ボックス→”検索バーの管理~”で、”Search the web Babylon”とか”Delta”、”hola”の文言が入るような項目があったら削除。

”ツールメニュー”→”オプション”を選択し、”一般”→”起動項目”でホームページのボックスが”hola~”や”Delta~”等に変更されていたら普段のUrlに修正

ブラウザの”アドオンマネージャ”→左メニューの”拡張機能”を”Babylon *.*.*”とか”Hola*.*.*”というような項目があったら削除→FireFox再起動

FirefoxのURL入力の所に”about:config”と入力”動作保証対象外になります!”と表示されるので”最新の注意を払って使用するボタン”を押し、ブラウザ上部の検索に下のキーワードを入力して作業

1.”browser.newtab.url” → 値が「about:newtab」ではない場合、項目を選択して右クリックメニューで”リセット”
2.”keyword.URL” → 値が”http://HolaSearch.com/~”や、”http://babylon.com/~”、”http://deltasearch.com/~”だったら項目を選択して右クリックメニューで”リセット”
3.”browser.startup.homepage_override.buildID” → 項目を選択して右クリックメニューで”リセット4.”extensions.BabylonToolbar”や”Hola”、”Delta” などのデータ群が見つかったら各項目を選択して右クリックメニュー”リセット”
”C:\Program Files\Mozilla Firefox\searchplugins\” を開いて”Babylon~.xml”や”Hola~.xml”、同じく”Delta~.xml”があれば”ゴミ箱へ入れてからゴミ箱を空にする” 64bit環境の場合は”C:\Program Files(x86)\Mozilla Firefox\searchplugins\”

FireFoxは作業が多いですが、頑張って下さい。

InternetExplorerの場合

Ver10を基準に説明します。
”歯車のアイコン”をクリック→”アドオンの管理”を選ぶ→”表示”の下のボックスを”すべてのアドオン”を選択。
右側の発行元が”Babylon”、”Hola”、”Delta”の文言が一文でもあれば全てまとめて無効化。
同じくアドオンの管理で検索プロパイダーの一覧に”Babylon”、”Hola”、”Delta”があれば削除して必ず他の検索エンジンを規定にしてください。
”歯車のアイコン”をクリック→”インターネットオプション”→”全般”→”ホームページ”の設定が変更されていたら、いつものホームページアドレスに修正。

レジストリの修正

レジストリエディタで以下の場所をチェックします。

Chromeの場合

”HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Google\chrome\Extensions\”に意味の分からない羅列がある場合は削除。(デリートキー)

InternetExplorerの場合

“HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\microsoft\internetexplorer\search\”

で一覧にSearchAssistに”Babylon”、”Delta”、”Hola”等があれば削除。
そもそもSearchが無ければ作業なしです。

以上で大体の方は対応できるんじゃないかと思います。

それでも消えない・・・という方

レジストリの変更をがっつりやられてる可能性が高いです。
大体の場合は以下が書き換えられてる場合が多いです。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\InternetExplorer\aboutUrls\

の中に同じようにTabsに”Babylon”、”Hola”、”Delta”などがあれば削除。

これまでの作業でほぼ対策ができると思います。
レジストリの修正作業は最新の注意で実行してください。万が一の場合はWindowsが起動しなくなる恐れもあります。
リスクを覚悟の上で作業を行って下さい。

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