前回はいろはのい コネクタについてを解説しました。
今回もいろはのい シリーズ マザーボード編をお送りします。

マザーボードの例はちょっと古いですが、AsrockのP5Bマザー LGA775対応のマザーボードです。

マザーボードの基本

今回の例はIntel系マザーボードです。
マザーボードは対応するCPU毎に種類が存在します。
大きく分けて二つAMD系とIntel系です。どちらもCPUとマザーボードを供給しているメーカーです。
又、マザーボードによって対応してるCPUが異なりますので、PCのパワーアップなどの際は自分のマザーボードの
種類を把握している事が大事です。

それでは各部位の解説をしていきます。

CPUソケット

言葉の通り、CPUを装着する場所です。Intel系はマザーボードに接触ピンが存在します。
AMD系は逆にCPUに接触ピンがあります。装着できるCPUはそれぞれ制限がある場合もありますので、
購入の際は気を付けましょう。(写真は便宜上スロットとなってますが、以降ソケットで)

CPU用補助電源

CPU用の電源スロットです。4pinから8pinの種類があります。
ここに電源を刺さないと通電しても画面がでない なんて事にもなります。しっかり装着しましょう。

メイン電源

パソコンの基幹電源のメインスロットです。ここにきっちりと電源が装着されていないと、そもそも電源が入りません。
向きが存在しますので、装着の際はよく確認してから装着して下さい。

メモリスロット

メモリーを装着するスロットです。基本的には2スロット~6スロット存在します(個人向けマザーボードの場合)
多くの場合は4スロットデュアルチャンネルタイプ。6スロットトリプルチャンネルタイプのマザーボードもあります。
現在の主流メモリはDDR3メモリを使用します。

PCIexpressx16スロット

主にビデオカードを増設する場合に使用するスロットです。スロットのVerが1.0~3.0まで存在します。
このスロットがないと基本的にビデオカードを増設する事ができません。
昔のパソコンの場合はAGpスロットというスロットも存在します。が、現在は使用されていません。

CPU周りの拡大写真

CPUソケット

ノースブリッジチップ

マザーボードの機能を制御する重要なチップです。
基本的にはヒートシンクや小型のFANで冷却措置が取られています。
逆に云うと冷却が必要な位に熱を持つチップになります。
放熱&冷却装置が破損したり、取れたりすると途端に正常動作しなくなりますので注意して下さい。
主にCPUやメモリなどを制御しています。

メモリスロット周りの拡大

メモリスロットサイド

ATAスロット

今は主流ではありませんが、IDEケーブルを装着するスロットです。
IDEのHDDやCD/DVDドライブを接続するのに使います。

VGAスロット周りの拡大

PCIeスロット

PCIex1スロット

PCIexpressx1のスロットです。主にPcie対応の増設ボードを装着します。

PCIスロット

昔の主流の増設用ボードです。色々な増設ボードを装着する場所です。

この二つのPCIスロットは互換性がありませんので、増設したいものがあった場合、自分のマザーボードがどのタイプなのかの確認は必須です。

今回も駆け足でしたが、マザーボードの基本を解説してみました。
何かの参考になれば幸いです。

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