大阪は連日酷暑ですが、北日本は大雨とどうも天候不順な日本列島ですね。
7,8,9月は熱暴走関係のお問い合わせが劇的に増えてくる時期です。
そこで今回は”ドライバー一本とエアスプレーでできる熱対策 デスクトップ編”をお届けします。
(デスクトップPCはモニターと本体のセパレートタイプを対象としています)

用意するもの

適当なプラスドライバー一本(マグネットタイプだと作業が楽です)
エアスプレー一本
(量販店で売ってるものよりホームセンターの方が安くてお買い得です)
そろえる道具はこれだけです。

作業の目的と手順

目的は、”CPU周りのホコリを掃除して、排熱を効率よく行えるようにする”ことです。
ホコリは熱暴走の最も多い原因です。夏は気温上昇と共に排熱が悪くなるのでマメに掃除して、安定動作するように心がけましょう。

ケースのフェイス
さっそく作業開始です。
(今回は一般的なATXPCケースを想定しています。)

ケースを正面に見て、向かって左側のケースカバーを開けます。

開け方はケースによってさまざま(ねじ止めがないのもあります)
ですが、ほとんどの場合は

ケースの背面側にある縦2本のねじで留まっています。

 

 

 

 

 

 

ケースねじ

 

もうケースカバーを開けている状ですが(笑
ねじ位置の例です。
青い丸で囲っている少し大きなねじが
ケースカバーを留めている二本のねじです。

ケース背面のねじを外して写真でいうと左側にスライド
するとカバーが外れて中が見れる状態になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

CPUファン

 

 

ケースカバーを開けるとひときわ大きいFanが見えます。
CPUクーラーと言われるFanとヒートシンク(放熱板)
のセットのパーツです。

放熱板の隙間と、Fanにホコリがたまりますので、
エアスプレーで飛ばしていきます。
目安としてファン越しにヒートシンクの銀色が淀みなく
見えていれば大体OKな状態です。

 

 

 

 

 

 

 

本来ならば、CPUクーラーを外してからホコリを除去するのが一番なのですが、マザーボードにもう一度付けるのが
結構手間になりますので、慣れないうちはご紹介させていただいた方法でいいでしょう。

外したCPUクーラー

 

外したCPUクーラーの一例
掃除した後の状態です。

 

後、注意しないといけないのはホコリは飛ばせばOKなのですが、掃除機等で吸うのは要注意です!
今までの経験上、直接間接的に掃除機を使用すると掃除機の吸引力なのか、電磁気なのかは不明ですが
M/Bに異常をきたす場合が多く、そうなると最悪買い替えまで視野に入れないといけなくなる場合があります。
ベランダや玄関など、ホコリの掃除が容易な場所で作業するのがいいかと思います。

以上、今回はかなり駆け足でしたが、デスクトップの内部のホコリ除去の方法でした。

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